2016年5月1日号(第5号)掲載

 来たる今月2日に行われる生徒会役員選挙において、会長選挙は事前に当局側が選んだ一名の候補者に対する信任投票しかできない。果たしてこれが民主主義的と言えるのだろうか。むしろ共産主義国の選挙を思い起こさせる。

 本来、民主主義社会における選挙では候補者は複数候補から有権者の投票で選任される。しかしながら今回のような形では有権者の民意を反映することができない。

 このようなものを「選挙」と呼んでいること自体、民主主義を誤解しているとしか思えない。 一応本校には公開されていないものの生徒会会則が存在するらしい。しかしながらそもそも生徒会会則を公開しないこと自体が非民主的であり、公開されていない規則に基づいてブラックボックスで物事を決めるというのは、人治主義に他ならず、法の支配を原則とする我が国の民主主義社会制度にそぐわない。

 そして民主主義的ではない生徒会は生徒の民意を反映できない為、結果的に学校全体の意思統一を図ることができない。また、生徒会会則が公開されていないということは学校当局の干渉を受けやすくなる為、生徒自治が形骸化してしまい、結果として生徒が主体的に何かしようという意欲と関心を削いでしまう。

 私は、真の生徒自治を実現してこそ、生徒が民主主義社会の一員としての自覚を持つことができると思う。今こそ真に民主主義を実現するチャンスだ。この生徒会交代のタイミングで大革命を行うべきだろう。

 次期生徒会長には本校の校風や文化、生徒の権利、生徒自治の為に、生徒会会則の改定及び適切な公布を含め、革命的政策転換を期待したい。

(本紙編集局長=平松けんじ)※肩書きは当時のもの