自治委員会議の会派「チームみずかな」(みずきち自治委員、中崎佳那自治委員)が分裂の危機に陥っている。みずきち自治委員が提出した「自治委員会における政治党派の排除に関する規則」を巡り、みずきち氏と中崎氏が対立した。

 同規則案の審議の際、提案者であるみずきち氏に対し、中崎氏が質問を敢行。中崎氏はみずきち氏の案を「一部の条文の規定が緩い上、罰則規定が盛り込まれている」ことを理由に明確に反対を表明。その後も中崎氏は「高校生の政治活動を必要以上に抑制することになり、生徒の人権を制限してしまいませんか?」とみずきち氏を追及。最終的にはみずきち氏の議案を修正することを要求した。

 これに対し、みずきち氏は修正要求を拒否。磯田自治長の判断でそれぞれ別の議案として審議が図られることとなった結果、みずきち案が否決、中崎案が可決となった。

(本紙編集局)