コロナウイルス株mini
画像=新型コロナウイルス「COVID-19」(ウィキメディア・コモンズ「Novel Coronavirus SARS-CoV-2.jpg」より)

 新宿山吹高校当局は昨日夕方、新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大を防止するため、来週から春休みまでを臨時休校とする旨を通達した。このことは藤田豊副校長により校内放送で周知されたほか、同様の内容が書かれたプリントも配布された。

 これに伴い、翌月2日の後期期末考査も中止される。学校当局によると、考査が中止となった教科の学年末評価は、前期の評価や後期の普段の学習状況をもとに評価し、不利のないように決定するとのことだ。
 卒業式と修了式は予定通り行われるが、卒業式については時間を短縮するうえ、在校生、保護者、来賓の出席が中止されるなど、規模を縮小して開催するという。

 また、総合探求(総合学習)で予定されていた映画鑑賞等の学習も中止され、プリントによるホームワーク形式のものに切り替えられる。その他、部活動、総合学習Bの発表会、情報科発表会、学力スタンダード補習なども中止される。

履修登録は個別登校によって実施

2020履修登録用紙mini
 学校当局によると、履修登録の個別指導については、担任からの指示に従い、山吹生が個別に登校して面談を実施するとのことだ。なお、水曜から金曜にかけて行われた後期期末考査の答案は、この個別面談の際に返却される。

 とある教員によると、個別での登校は一斉に山吹生が校内に集まるわけではないため、感染のリスクが少ないことから問題ないと判断されたとのことだ。なお、登校の際には担任の許可が必要となる模様だ。

都教委の通達による一斉措置

 学校当局によると、この臨時休校措置は新宿山吹高校当局による判断ではなく、東京都教育委員会の通達に従って行われたものだという。他の都立学校でも同様の措置が実施されているとのことだ。

 安倍晋三総理大臣は27日夜、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、全国の学校に対し一斉臨時休校を要請した。都教委はこれを受け、全都立高校、附属中学校、中等教育学校、特別支援学校に対し、来週から春休みまで臨時休校を行うように通達を行った。都教委によると、通達は昨日午前中に行われたが、一部内容に誤りがあったため、昨日夕方に訂正の通達を出したとのことだ。

 なお、都教委からの通達が行われるまでの間、新宿山吹高校当局は独自の感染対策として、山吹生に対して考査期間中は試験が終わったらすぐに下校することを求め、部活動を中止にする措置を取っていた。

(本紙編集局)