先月28日、本紙編集長の磯田航太郎氏が代理人弁護士を伴って、東京都立新宿山吹高校を訪問した。磯田氏らは磯田氏の担任教諭である五十嵐絵美教諭と会談を試みたが、五十嵐教諭は弁護士同席の話し合いについて自らの権限では決定できないとして、会談を拒否。またその後同校の延味道都副校長が磯田氏の代理人弁護士と協議したものの、新宿山吹高校当局側は磯田氏の代理人弁護士が同席する形での磯田氏との会談を拒否した。
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【プレイバック】論説「自由な校風って何だろう」
2015年11月1日号(創刊号)掲載
読者諸兄は「自由な校風」と聞いてどんな学校を思い浮かべるだろうか。「えっ!自由な校風なんだから自由なんじゃないの」とか言うあなた。勉強不足だ。
私は自由とは、個人が自らの意思でプロセスも含めて自由に決めることができるという意味だと定義している。具体的に言うなら、時間割も登校時間も服も単独行動も自由であり、許容される学校のことを指すのである。今のところ私が知る限り、それを満たしているのは山吹のみである。
続きを読む新宿山吹高校、志願者激減…学園紛争影響か
東京都立新宿山吹高等学校定時制課程の2018年度入学試験の志願者数が前年に比べ55人減少していることがわかった。
15日に発表された東京都教育委員会のプレスリリース(リンク)によると、2017年度入試の志願者数(1学年相当)が普通科194人、情報科69人の計263人だったのに対し、2018年度入試の志願者数(同)は普通科145人、情報科63人の計208人となり、前年比55人の減少となった。倍率も2017年度が普通科1.94倍、情報科が1.50倍、全体で1.80倍だったのに対し、2018年度は普通科1.45倍、情報科1.37倍、全体で1.42倍と大幅に低下した(いずれも1学年相当)。
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