今月1日、新宿山吹高校自治委員会が発足した。同委員会は今年4月に発足した新宿山吹高校文化委員会を発展的解消したもので、教員の傀儡に成り下がった生徒会役員会に代わる生徒自治機関として磯田航太郎氏により創設された。同時に自治委員会規約が公開され、すべての定通生徒・生涯学習聴講生・併修生が「校民」として構成員に位置づけられた。
自治委員会は規約第1条でその設立意義について定義している。
我々青少年は,これまで幼く判断力がないとして,本来日本国憲法に基づき保障されるべき基本的人権を法あるいは条例や慣習により大幅に制限されている。一部権利の制限については合理性を有すると考えるが,全般的に過剰な人権の制限が行われており,青少年の自由が侵害されている。大人たちは一方的に規則を定め,我々青少年に押し付け,厳しい制約の下に我々を置こうとする。我々は我々の自己決定権,自由権,自治権を守り,我々の社会的・法的地位を向上させる為,新宿山吹高校自治委員会を結成し,本規約を定める。
自治委員会の初代自治委員・議長・会長に関する規定により、自治委員の任命が順次行われ、19日現在、自治委員は定数7名中6名が任命されている。議長兼会長には磯田航太郎氏が就任し、自治委員会の活動の総指揮を執ることとなった。
自治委員会 磯田議長兼会長独占インタビュー
今回本紙は、自治委員会の磯田議長兼会長に独占インタビューを行うことができた。以下は本紙記者と自治委員会・磯田航太郎議長兼会長の一問一答である。
記者:自治委員会発足おめでとうございます。
磯田議長兼会長:ありがとうございます。
記者:自治委員会とはどういう組織なのですか?
磯田:自治委員会はこれまで私が運営してきた自治組織「文化委員会」を発展的解消し、生徒会に代わり得る生徒自治組織として設立しました。
記者:どういった自治をしていきたいですか?
磯田:全山吹生の全山吹生による全山吹生のための自治を進めていきたいです。
記者:具体的にはどういったものですか?
磯田:自主文化祭の開催や、カラオケ大会などの文化行事の主催、山吹生の人権擁護・地位向上、学校側との団体交渉を通じた学校生活改善など、山吹生の「困った」や「つながり」、「ニーズ」を解決していけるよう努力を進めていきます。
記者:今回、初代自治委員には磯田議長や旧文化委員会に否定的な意見を持っている人も入っていますが、これはどういう意図で任命したのですか?
磯田:初代自治委員のみ、規約第34条の特例で議長である私が任命できることとなっています。しかしここで所謂「お友達人事」で固めてしまっては、ただの独裁ですし、幅広い山吹生の声を拾いきれなくなってしまい、内輪の組織で終わってしまいます。先ほども述べましたが、私は私の政治信条を皆さんに押し付けるために自治委員会を作ったわけではないんです。あくまで山吹生の生徒自治を実現する。それがどういう形であってもです。
記者:磯田議長は自治委員会を通じてどういったことを実現していきたいですか?
磯田:山吹とは元々学校側が生徒の自由に干渉しない「不干渉」の学校だったはずです。しかし昨今の学校側の動きを見ていると、山吹を「全日制高校」化させたいような規制強化の動きを感じています。例えばSNSの規制やラウンジの規制などです。これらを打破し、自由な山吹を守ること、誰もが自由に過ごせる山吹を作りたいです。