カテゴリ: コラム
【過去記事プレイバック】生徒会、本紙に要望書提出検討か
【過去記事プレイバック】論説 山吹の「本当の自由」を守れ
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社説「ダブルスタンダードを行う学校当局に教育者としての正当性はない」
学校当局が磯田氏を追い掛け回し、指導を受けるよう強要しようとしているが、これは明らかに不公正であり、ダブルスタンダードの極みだ。なぜこう言えるのか具体的に指摘すると、当局は磯田氏以外への教育的指導についてはまるで疎かだからだ。例えばツイッター上で誹謗中傷された生徒が被害をメールや内容証明郵便で訴えたが、学校当局は1週間以上もこれを放置した上、被害生徒からの事情聴取や心理的ケアを怠った。また、加害生徒への指導への着手も圧倒的に遅く、被害生徒の家族への対応も非常に高圧的で不誠実だったそうだ。
続きを読む社説「戦争か平和か 学校当局は賢明な選択を」
新宿山吹高校における学園紛争が佳境を迎えている。学校当局はこれまで「指導を受けなければ授業に出させない」という方針で磯田氏に対峙してきたが、都教委はその学校当局の方針について不適切であり、是正させることを磯田氏に約束した。その結果、学校当局は授業参加への妨害行為をやめることを決定せざるを得なくなった。これは一連の紛争で学校当局が敗北したことに他ならない。
続きを読む【プレイバック】論説「生徒会長の信任制度は民主主義的とは言えない」
2016年5月1日号(第5号)掲載
来たる今月2日に行われる生徒会役員選挙において、会長選挙は事前に当局側が選んだ一名の候補者に対する信任投票しかできない。果たしてこれが民主主義的と言えるのだろうか。むしろ共産主義国の選挙を思い起こさせる。
本来、民主主義社会における選挙では候補者は複数候補から有権者の投票で選任される。しかしながら今回のような形では有権者の民意を反映することができない。
続きを読む【プレイバック】社説 「ボランティアは学校主導より生徒の自主性に任せよ」
2016年2月1日号(第3号)掲載
昨今、学校でのボランティア必修化の動きが進んでいる。任意の単位認定科目として設定するのならばともかく、これを必修とするのは、事実上の強制だ。
そもそも「ボランティア」の語源を知っているだろうか〜「志願兵」という意味である。従って、「ボランティア」というのは、個人の自由意志により行われるべきものである。つまり、昨今の「ボランティア」必修化の動きは、この原則に反する。